瞬く星

空を見ることなど忙しい頃にはなかったな。寒天を見てると人間界の騒がしさがドンドン小さく見えてくる。下界のヒトも経済とか政治とか人間界の架空の約束事に翻弄されて何をしてるのか気の毒と思う。この世の生死は確かに在る。在れば展開する。朝(あした)に紅顔在りとても夕べに白骨となる。生命に魂が宿るとき生物は呼吸をして山川は唯在る自然(ジネン)。おのずからしからしむ。しからしむ?。然とは何か。古来中国では犬を食す。薪を下に並べて犬を炙る(あぶる)。薪により燃えると、自らの滴り落ちる油によりさらに燃え上がりやがて空気と土になる。形ある生命は土に還り天に還った魂はやがてまた宿るべき生命の為に天に瞬く。これが自ずからしからしむ自然の正体。


自然(シゼン)とは夏目漱石が訳した言葉であったか。彼の悩みは西洋文化の羊頭狗肉導入が東洋には禍をもたらすという予感だったとすれば100年後の今それは実現してしまった
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by kimizudo | 2009-12-24 06:59  

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